暑い家は建てたくない!

夏の気温が軽く35度を超えたり、暴風や豪雨が多くなってきた数年前より、個人的にはこれまで以上に屋根材や外装材、断熱材や遮熱材に重点を置くようになってきました。
もちろんデザインも大切ですが見えないところの機能性・メンテナンス性についても検討していく必要がありそうです。

雨風を凌げれば良いという考えはおしまいです

建売住宅はもちろんですが、注文住宅であっても意外に屋根材と外装材に予算を掛けられている方は多くはありません。

なぜなら、普段から見えない屋根材や、隣地の建物に囲われて見えなくなってしまう外壁材にはお金をかけずに、普段から目につく内装材やキッチンやお風呂などの住宅設備の方にお金を掛けられるからです。

ここでは、屋根材や外装材の種類などについて説明はしませんが、それぞれにメリットやデメリットがあり、ほとんどの建材でメンテナンスを必要とします

一般的な屋根材や外装材はメンテナンスをしっかりすれば20~30年はもつことでしょう。

この期間を長いと思うか短いと思うかは人それぞれだと思いますが、メンテナンスをしていない建売住宅が、ローンを払い終えた時には建替えないといけないほど屋根材や外装材が傷んでいることもよくある話なのです。

屋根材は日々ダメージを受けている

昔と違って今の屋根材は雨が漏れなければ良いというものではありません。

豪雨・暴風・熱波・寒波…、これらの天候から家と家族を守ってもらわなければなりません。

寒い季節には分かりにくいですが、夏の熱波による直接的なダメージを日々受けていると思うと、屋根というのは本当に大切だと分かります。

昔の屋根裏は暑くて入れたものじゃありませんでしたが、屋根下地の内側に断熱材を入れることによって屋根裏収納庫を設けてもなんとか入れるようになりました。

しかし、それでも暑い…。

この近年の異常な暑さは、薄い屋根に多少断熱材を入れただけでは日射による輻射熱を防ぐことはできません。

今では断熱材を厚くするだけではなく、屋根下地に遮熱材を使用したり、熱気が通り抜けるように通気層を設けることが最低限必須だと思います。

【ポイント】

これから家を建てる、または家を買う場合、屋根に遮熱材・通気層・断熱材が計画されていない場合は計画変更を、施工されていない建売住宅なら購入しないことをお勧めします。

どうしてもそういった家を購入する場合は、建築士に使用している屋根材のメリットやデメリットを確認し、メンテナンスの面から屋根材の再確認をしましょう。

屋根のメンテナンスの度に足場などの施工費用が掛かるようなら問題…。

外からの熱が家の中まで伝わってくる

屋根と同じ、日中に陽に晒られていれば当然に外装材も熱を持ちます。

一般的な木造住宅では外装材と内装材の間に断熱材が施工されていますが、陽が当たっていた壁の内側が夜になっても熱いと感じたことはないですか?

しっかり断熱材が入っているのに…。

もしかしたらそう思われるかもしれませんが、断熱材は熱を伝わりにくくする材料で熱を通さないわけではありません。

日当たりの良い土地に家を建てる場合だけではなく、これからは外壁にもしっかり遮熱材を併用した方が良いでしょう。
(遮熱性能にもよりますが、建材によっては効果は感じられます。)

【ポイント】

これから家を建てる又は買う場合、断熱性能等級4を基準に遮熱材についても検討しましょう。
窓から入る日射熱にも注意が必要です。

HAS建築研究所には長年の家づくりでノウハウがあります

ノウハウの中には良かったことばかりではなく、気になったことも含まれています。

大切な家を長期間で考えた場合、ああしておいて良かった、こうしておいた方が良かったということがあります。

今回のような暑さ対策についても同じです。

上記のように屋根材や外壁材について検討することも大切ですが、実は暑さ対策を考えるだけでも、建物の形状や設備の設置計画など様々なところに気を配る必要が出てきます。

そういったところにも経験が活かされ、安心・納得のいく家づくりのお手伝いが出来ると思います。

これから家づくりを計画されている方はお気軽にお問い合わせください。

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